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豪中銀が100bp利下げ、さらなる追加利下げ示唆

 12月2日、オーストラリア準備銀行(RBA)は政策金利の100bp引き下げを決定。写真はRBAのビル前を歩く男性(2008年 ロイター/Daniel Munoz)

 [シドニー 2日 ロイター] オーストラリア準備銀行(豪中銀)は2日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを5.25%から100ベーシスポイント(bp)引き下げ4.25%とした。利下げは過去4カ月で4回目。

 中銀は声明で、各国政府や中銀が最近とった金融システム安定化措置は効果をあげ始めている、としたものの、主要国の景気低迷や新興国の多くで景気が急減速していることを示す材料が積み上がっており、金融市場のセンチメントは依然ぜい弱と指摘した。

 商品価格が一段と下落したことを挙げ、これが世界経済の成長がトレンドを下回る公算と相まって、2009年には世界的にインフレがかなり緩和することを示唆している、との認識を示した。

 豪経済については、他の先進国より耐久力があるとしながらも、最近の経済データは需要と経済活動の著しい鈍化を示していると指摘。信頼感が金融の混乱の影響を受け、交易条件が悪化している状況で家計と企業がともに慎重姿勢を強め、民間需要が当面、低迷する可能性を示した。そうした見通しと経済余力が受けていた圧力が緩和しつつあることを踏まえ、豪インフレはまもなく低下すると予想。世界的なディスインフレ圧力も豪インフレ緩和に寄与すると指摘した。ただし、豪ドル相場の下落でインフレ率が目標水準まで低下するのにより時間を要する可能性も示している。

 豪中銀理事会は、過去数カ月の内外の状況を鑑み、金融政策を緩和スタンスとし、さらに大幅に利下げすることは正当化されると判断。

 引き続き状況を注視し、インフレ率が2─3%という目標を達成しつつ持続可能な成長を続けるため、必要に応じて調整を行う方針を示した。

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