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北朝鮮、核弾頭のミサイル搭載能力で進展=専門家

[ソウル 20日 ロイター] - 北朝鮮に詳しい一部の専門家によると、同国が核弾頭を弾道ミサイルに搭載する時期は従来考えられていたよりも差し迫っている可能性がある。

 5月20日、北朝鮮に詳しい一部の専門家によると、同国が核弾頭を弾道ミサイルに搭載する時期は従来考えられていたよりも差し迫っている可能性がある。写真は北朝鮮の国旗。昨年4月撮影(2014年 ロイター/Lee Jae-Won)

北朝鮮をめぐってはこれまで、弾道ミサイルに搭載できるだけの核弾頭の小型化が可能なのかについて懐疑的な見方が大勢を占めていた。また、北朝鮮が核プログラムでどれだけの進展を遂げているかについては、プログラムに直接関わらない限り把握するのが不可能だとみられる。

しかし、北朝鮮が昨年2月に3度目の核実験を実施し、今月に再び実験を実施する可能性を示唆するなか、同国を研究する専門家の一部は考え方を変えつつある。

韓国の核専門家である金泰宇(キム・テウ)・統一研究院元院長は、北朝鮮が核弾頭小型化の技術の完成を急ぐのには、核実験を実施する強い動機づけがあると指摘する。

そのうえで、「核ミサイルの現場配備は差し迫っている」と指摘した。

外交筋はロイターに対し、中国がさまざまな外交ルートを活用して北朝鮮に4度目の核実験に踏み切らないよう警告していると明らかにしており、これが北朝鮮が核実験を検討している兆しである可能性がある。

専門家によると、北朝鮮の最初の核弾頭を運搬するのは中距離弾道ミサイル「ノドン」である可能性が高い。

国際戦略研究所(IISS)の不拡散プログラム・ディレクターであるマーク・フィッツパトリック氏は、「北朝鮮がノドンの研究に何年も取り組んできたことを考えると、ノドンに核弾頭を搭載することが可能だというのが私の推察だ」と述べた。

韓国政府で北朝鮮の核能力監視に関わる高官は、核弾頭の小型化は「近い」と述べた。「進展を遂げている可能性は高い。ただ、すでに達成したかといえば、まだだろう」とした。

北朝鮮は3月にノドン2発を発射。約650キロ飛んで海上で落下した。

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