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25歳妊婦の「名誉殺人」、パキスタン首相が調査命じる

 5月29日、パキスタン北部で、恋愛結婚をした女性が結婚に反対した父親らによって殺害された事件を受け、同国のシャリフ首相は詳しい調査を命じた。写真は同事件を受けた人権団体などによる抗議行動の様子(2014年 ロイター/Faisal Mahmood)

[イスラマバード 29日 ロイター] - パキスタン北部ラホールで、恋愛結婚をした女性(25)が結婚に反対した父親らによって殺害された事件を受け、同国のシャリフ首相は29日、事件が「残忍な殺人」だとし、詳しい調査を命じた。

首相府が発表した声明によると、シャリフ首相は事件について「決して受け入れられない」と非難。事件への対応と報告を命じた。

事件は27日、ラホールの裁判所前で発生。女性の夫によると、女性はれんがで殴り殺され、その間警察は行動を起こさずにいたという。ただ、警察側は到着した時には女性は亡くなっていたとしている。父親は逮捕された。

女性は家族が決めていた、いとことの結婚を選ばず、自分の愛する男性と結婚。殺害された時は妊娠していた。

家族の名誉を汚したとして、主に女性や少女が殺害される「名誉殺人」とされる今回の事件に対しては、国際社会から非難の声が上がっている。

国連のピレイ人権高等弁務官は「このように女性を殺害することには『名誉』のかけらもない」とし、「名誉殺人」という言葉は使いたくないと述べた。

一方、政府関係者はロイターに対し、女性の夫が最初の妻を殺害していたと明らかにし、「逮捕され、その後保釈された」とコメント。「汚れのない人物というわけではない」と述べた。

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