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防衛省が次期輸送機の配備を再度延期、開発費800億円増

7月4日、防衛省は今年度末に予定していた次期輸送機C2の部隊配備を2年遅らせることを決めた。写真は航空自衛隊のC130輸送機。クウェートで2004年撮影(2014年 ロイター/Caren Firouz)

[東京 4日 ロイター] - 防衛省は4日、今年度末に予定していた次期輸送機C2の部隊配備を2年遅らせることを決めた。試験中に貨物扉が脱落するなど強度不足がみつかったため。C2の開発延長は3度目で、費用は当初計画から800億円増の2600億円に膨らむ。

現有のC1輸送機はまもなく退役する予定で、南西諸島の防衛力強化を念頭にした今後の部隊運用にも影響が出る可能性がある。

今年1月、機内に気圧をかける試験中に後部胴体の一部が破断、貨物扉が脱落した。防衛省が検証を進めた結果、設計変更の必要はないものの、壊れた試験機を作り直す必要があり、開発期間を延長することにした。

C2の開発はこれまでも2回、計3年延期している。当初の開発費は1800億円だったが、今回の延期で2600億円まで増加する。

運用開始から40年以上がたつC1はまもなく退役時期に入る。防衛省は部隊の運用に支障が出ないよう、C130のほか民間機を活用する考えだが、「仮に2─3年で(南西諸島などで)事態が起きた場合、影響は否定できない」(同省関係者)という。

久保信博※

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