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エジプトなど3カ国、ルネッサンスダム運用方法で暫定合意

[ハルツーム 6日 ロイター] - エジプト、スーダン、エチオピアの3カ国は、ナイル川に建設予定の「ルネッサンスダム」の運用方法で暫定合意に達した。エジプトのムガーズィー水資源・かんがい相が6日明らかにした。

ルネッサンスダムはイタリアのサリーニ・インプレジーロが建設を請け負い、発電能力は6000メガワットとなる見込み。ただ農業、工業から飲料までさまざまな水資源をナイル川だけに依存するエジプトがダム建設を懸念し、3カ国の外相と水利相がハルツームで3日間にわたり協議していた。

ムガーズィー水資源・かんがい相は「ルネッサンスダム運用の制度と仕組み、およびダムについての協力体制で原則合意した」と述べた。またスーダンのカルティ外相は3カ国が「東ナイル盆地とルネッサンスダムからどう利益を得るかで原則的に合意した。今回の合意文書は3カ国の関係で新たな1ページになる」と述べ、今後は各国が合意を最終承認するとの見通しを示した。

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