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中国人民銀、預金準備率を1%ポイント引き下げ 2カ月半で2回目

[北京 19日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は19日、全銀行を対象に預金準備率を100ベーシスポイント(bp)引き下げると発表した。20日から実施する。預金準備率の引き下げは、2月初め以来で過去2カ月半で2回目。経済成長の減速に対応し、銀行融資を拡大する措置を強化する。

今回の引き下げにより、大規模銀行の預金準備率は18.5%となる。

人民銀行は2月4日、2012年5月以来となる全ての商業銀行を対象にした預金準備率の引き下げに踏み切った。この時の引き下げ幅は50bpだった。

新華社は「第1・四半期の成長率は政府目標の7%を達成したが、鉱工業生産や小売売上高など一部での減速が懸念となっている」と引き下げを報じた。

今回は2008年の金融危機以降で最大の引き下げ幅となり「想定以上だった。少なくとも1兆元の流動性につながる」(証券のアナリスト)との声が出ていた。

エコノミストの一部からは、資本流出のカバーに充当されるため、実質金利の引き下げは難しいとの見方がでている。

実際に銀行は収益性や不良債権削減の観点から一段の信用供与には慎重だ。企業側も、需要低迷と生産者物価の低下から新規投資には躊躇(ちゅうちょ)している。

招商証券の調査担当幹部は「引き下げ幅が大きいため、一段と積極的な政策を示している。第1・四半期の外為によるマイナスの影響を埋めることにつながる」と述べた。

人民銀は、地方信用組合などには追加で1%ポイント引き下げた。主要政策銀行の農業開発銀行は2%ポイントの引き下げとなる。

人民銀は11月以降、金利も2回引き下げている。ガベカル・ドラゴノミクスの調査担当者は「実質金利は非常に高く、リターンから見ても高い水準だ」と述べた。

*情報を追加し、カテゴリーを変更しました。

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