[23日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は23日、エボラ出血熱の感染者数が来年1月20日までに55万─140万人に達する恐れがあるとの推計を発表した。
推計の上限である140万人は、現在の感染者数が5864人とする世界保健機関(WHO)の情報が実態を完全に反映しておらず、実際の感染者数が2.5倍の約2万人である公算が大きいとの前提に基づいてる。
また、8月までに入手されたデータを使い、疫学的モデルに基づく試算で、米政府が最近発表したエボラ熱対策などによる効果などは考慮されていないという。
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