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米国がエボラ熱対策で予備役招集、西アフリカへの人道支援強化

[ワシントン 16日 ロイター] - オバマ米大統領は16日、エボラ出血熱の感染が拡大する西アフリカへの人道的支援を強化するため、予備役の招集を承認した。

 10月16日、オバマ米大統領は、エボラ出血熱の感染が拡大する西アフリカへの人道的支援を強化するため、予備役の招集を承認した。3日撮影(2014年 ロイター/Kevin Lamarque)

オバマ大統領は、米議会指導部に宛てた書簡の中で、エボラ熱の封じ込め対策に予備役を投入し、現在西アフリカで任務に当たっている米軍部隊を補強する必要があると判断したとしている。具体的な人数は明らかにされていない。

国防総省の報道官によると、検討されているのはエンジニアや物流管理スタッフのほか、通信や民生分野の専門家、宗務官など。ただ、招集された個人や部門はまだないという。

ホワイトハウスは、米国内で初めてエボラ出血熱と診断されて死亡した患者の治療に当たった女性看護師1人が、新たにエボラ熱の検査で陽性反応を示したことを受け、この問題に「危機モード」で臨む姿勢に転換。

オバマ大統領は国内感染問題への対応に集中するため、予定していた遊説をキャンセルした。

一方、この日共和党議員からは、エボラ出血熱の感染拡大が深刻なアフリカ諸国からの入国禁止措置をオバマ大統領に求める声が強まった。

下院のバージェス議員(共和党、テキサス州)は「大統領に決定権限があるが、大統領はそれを行使していない」と批判した。

15日には共和党のベイナー下院議長が「政府は国内の感染拡大阻止を国民に保証しなければならない」と述べ、入国禁止措置の検討を大統領に求めた。

また、オバマ大統領は16日、記者団に対して、エボラ出血熱の対策責任者を指名する考えを示した。ただ、感染拡大が深刻な国からの入国禁止措置には現時点で否定的な考えを示した。

*内容を追加しました。

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