[ローマ 24日 ロイター] - イタリアのレスプレッソ誌は24日、エドワード・スノーデン元米中央情報局(CIA)職員が所持する証拠に基づき、米英の情報機関がイタリア政府や企業などの情報を監視していたと報じた。
同誌は、スノーデン氏が持つ情報を初めて明らかにしたグレン・グリーンワルド氏の話として「米国家安全保障局(NSA)は数多くのスパイ活動を行っており、その対象にはイタリアをはじめ欧州政府も含まれている」としている。
報道を裏付ける具体的な証拠は明らかにしていないものの、スノーデン氏が保有する文書にはイタリアの通信管理に関する多大な情報が含まれており、当該情報は今後数週間以内に明るみになるだろうとした。
報道の詳しい内容は翌25日に公表される。
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