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対シリア安保理決議は再び否決、中ロが拒否権行使

2月4日、国連安全保障理事会は対シリア決議案を採択したが、常任理事国のロシアと中国が拒否権を行使し否決された。写真はロシアのチュルキン国連大使(2012年 ロイター/Allison Joyce)

[国連 4日 ロイター] 国連安全保障理事会は4日、シリアのアサド大統領に退陣を求めるアラブ連盟の収拾案を「全面的に支持する」とした決議案を採択したが、常任理事国のロシアと中国が拒否権を行使し否決された。ロシアと中国は昨年10月のシリア非難決議案でも拒否権を行使していた。

今回の決議案は、欧米やアラブ諸国が共同で提出。反体制デモへの弾圧が続くシリアの民主化に向け、アサド大統領に副大統領への権限移譲を求める内容などが盛り込まれており、中ロ以外の理事国13カ国は賛成していた。

一方、ロシアは同決議案について、シリアの「体制変革」を狙った不適切かつ偏見のある内容だと不満を示していた。シリアはロシアにとって重要な武器輸出国であり、同国の港湾都市タルトスに空母艦隊も配備している。

米国のライス国連大使は、中ロの拒否権行使を「不快」だと異例の強い調子で非難。「今後のさらなる流血の事態は彼らの責任にある」と述べた。

国連人権高等弁務官事務所は昨年12月、反政府デモへの弾圧で死亡した市民や離反兵士などが5000人を超えたと発表している。

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