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米当局がエイズ予防薬を初めて承認、「重要な節目」に

[16日 ロイター] 米食品医薬品局(FDA)は、ギリアド・サイエンシズGILD.Oのエイズ治療薬「ツルバダ」について、感染リスクの高い人向けのエイズ予防薬としても初めて承認した。

ギリアドによると、予防薬としての利用は、HIVに感染したパートナーと性交渉を持つ可能性がある場合など、感染リスクの高い人が対象。ツルバダは抗HIV薬2種類を1つの錠剤にしたもので、現在、他の抗レトロウイルス薬と組み合わせて、12才以上のHIV感染者の治療に用いられている。

ツルバダを予防薬として使用する場合は、安全な性行為や感染リスク削減のためのカウンセリング、定期的なHIV検査とともに毎日服用することになる。

FDAのマーガレット・ハンバーグ局長は「エイズとの戦いで今日の承認は重要な節目となる」と述べた。同局長によると、米国では毎年、HIV感染者数が約5万人増えているという。

2010年に発表された報告書では、ツルバダを毎日服用した男性同性愛者のHIV感染率は44%低くなったことが明らかになっている。

ただ、今回の承認が人々に誤った安心感を与え、コンドームの使用率が下がり危険な性行為が増えるなどと懸念する声もある。

承認の一環としてFDAはツルバダの警告ラベル表示を強化し、医師に対して同薬の処方前と、服用中は最低3カ月に1回の頻度で服用する人がHIVに感染していないか検査するよう徹底させる。

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