[ウェリントン 7日 ロイター] ニュージーランド北島中部のトンガリロ山が6日夜、115年ぶりに噴火した。国内線の飛行機が欠航するなどの影響が出たが、負傷者はいないという。
トンガリロ山は標高1978メートルで、最後に噴火したのは1897年。今回の噴火で北島中部は火山灰の雲で覆われ、周辺地域では噴石なども確認された。
ニュージーランド地質・核科学研究所のスティーブ・シャーバーン氏は、トンガリロ山の活動は断続的だったことから、噴火の規模が大きかったことは予想外だったと述べた。
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