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豪西部の小麦生産が干ばつで危機に、9月末までに相当量の降雨必要

[シドニー 15日 ロイター] オーストラリア最大の小麦生産・輸出地帯である同国西部が干ばつの脅威にさらされている。米穀倉地帯の大規模な干ばつやロシアの収穫高減少もあり、世界的な穀物供給懸念が拡大しそうだ。

予報では、豪西部の小麦地帯における乾燥状態は、十分な降雨パターンが戻るまで少なくとも短期的に続く見込みだ。

ウエスタンオーストラリア州では7月、いくつかの地域で記録的な低水準となる降雨量となった。アナリストらは、一段の悪化を回避するには、9月末までに相当な量の降雨が必要だと指摘している。

オーストラリアは世界第2位の小麦輸出国。政府は今年の小麦生産高について、前シーズン比18%減の2410万トンに落ち込むと見込んでいる。ウエスタンオーストラリア州は通常、豪全体の3分の1以上の小麦を生産している。

ラボバンクの穀物・油糧種子担当シニアアナリスト、グレイドン・チョン氏は「降水不足にさらされている農作物は非常に多い」と指摘。「あとは今月の残りと9月の状況次第だ。特に9月は重要になる。今後2カ月程度にかけて相当な量の降雨が必要だ」と述べた。

世界第3位の小麦輸出国であるロシアの生産高も干ばつで減少しそうだ。

複数のアナリストによると、2012/13年の収穫高は2割減少し、約4550万トンになる見通し。ただ、ロシア穀物組合のトップは先週、輸出量は予想よりも拡大しそうだと述べた。

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