[キエフ 17日 ロイター] ウクライナ東部ハリコフで、同国の判事とその一家が首を切断され死亡しているのが見つかった。警察が17日、明らかにした。
殺害されたのは、ボロジミール・トロフィモフ判事(58)と妻、息子とその交際相手の4人。4人の遺体は判事の自宅アパートで15日に発見され、いずれも首が切断され、首は現場からなくなっていた。地元紙によると、自宅アパートの鍵がこじあけられた様子はなかったという。
内務省は声明で、「あらかじめ綿密に計画された犯行」だと指摘。当局が捜査を進めているが、持ち去られたとみられる首の行方は分かっていない。
判事は古美術収集家としても知られており、現地メディアが内相の話として伝えたところによると、自宅からは複数の収集品がなくなっていたという。
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