[カラカス 11日 ロイター] 南米ベネズエラのチャベス大統領が先週死去したの受け、マドゥロ暫定大統領(50)は11日、大統領選挙への立候補を選挙管理委員会に届け出た。
野党のカプリレス・ミランダ州知事(40)もすでに正式に立候補しており、来月14日に行われる大統領選に向け、選挙戦が本格的にスタートした。
チャベス氏の後継者であり、元バス運転手という経歴の持ち主であるマドゥロ氏は、集まった数千人の支持者の前に現れると、「私はチャベスではないが、彼の息子だ」と語りかけた。外相や副大統領を歴任した同氏は、チャベス氏の路線を踏襲する意向を示しており、大統領選に関する世論調査では有利との結果が出ている。
一方、野党候補のカプリレス氏は、昨年10月の大統領選で44%の票を獲得したものの、チャベス氏に敗れた。
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