[ウェリントン 30日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は30日、4月の外為市場におけるニュージーランド(NZ)ドル売り介入の規模について、差し引きで2億5600万NZドル(2億0800万米ドル)になったと発表した。
為替市場への介入規模としては5年ぶりの大きさ。ただ、市場予想の約3億─5億NZドルは下回った。
ウィーラー総裁はこれより前、NZドル高に対応するため為替市場への介入を拡大する用意があるとし、このような措置は為替の動きをスムーズにするためのものだと述べていた。
同総裁は昨年9月の就任以来、NZドルは15%程度過大評価されているが、NZドルを押し下げる即効薬は存在しないなどとたびたび表明している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」