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シリア問題めぐりロシアがG8で孤立化、西側との対立浮き彫りに

6月18日、G8サミットで、シリア問題をめぐる米国とロシアの対立があらためて浮き彫りになり、ロシアの孤立化が表面化した。写真はロシアのプーチン大統領。北アイルランド・エニスキレンで撮影(2013年 ロイター/Yves Herman)

[エニスキレン(北アイルランド) 18日 ロイター] - 8カ国(G8)首脳会議(サミット)で、シリア問題をめぐる米国とロシアの対立があらためて浮き彫りになり、ロシアの孤立化が表面化した。

ロシアのプーチン大統領は、西側諸国が反体制派に武器を供与すれば欧州への攻撃に使用される可能性があると警告。一方でロシアのアサド政権への武器輸出については「法に基づいた契約に従っている」として正当性を強調した。

ロシアはシリア問題についてG8で孤立を深めた。アサド大統領の今後についても他の首脳との意見対立が絶えず、首脳宣言では同大統領の名前すら言及されなかった。

宣言では、米ロが呼びかけている和平会議のできるだけ早期の開催を求める内容が盛り込まれたが、これは過去数カ月の状況と変わりがない。

和平会議開催の日程も決まらなかった。当初は来月の開催が見込まれていたが、先週米政権が反体制派への武器供与方針を明らかにして以来、保留されている。ある関係者は、和平会議の開催は少なくとも8月まで先延ばしされたと述べた。

プーチン大統領は、オバマ大統領がロシアの孤立化を図ったことを示唆。他の首脳の見解は分かれており、シリア反体制派への武器供与計画が先月のロンドンでの兵士殺害事件の背景となった可能性があるとの見方を示した。

一方で各国首脳からは、アサド政権を支援するロシアの姿勢への批判が強まった。この問題をめぐる米ロ首脳会談の雰囲気も重く、平行線のまま終了した。

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