[19日 ロイター] - 米ルイジアナ州ニューオーリンズの13歳の少年が、5歳の妹にプロレス技をかけて死亡させ、第2級殺人の容疑で逮捕された。地元警察が19日明らかにした。
少年の供述によると、少年は妹の体を持ち上げてベッドに叩きつける「ボディスラム」を繰り返したほか、腹を何度も殴り、体の上に飛び乗るなどの暴行を加えた。妹は痛みを訴えていたが、しばらくして呼吸が止まったという。妹は複数の肋骨が折れており、肝臓も損傷していた。
警察では、遊びが行き過ぎたのか、意図的な犯行だったのかを調べている。少年によると、テレビのプロレス番組を見て技を覚えたという。少年と妹は片親が異なり、両親は事件当時、自宅にいなかった。
同州では第2級殺人で有罪判決を受けた未成年は、少なくとも35年間は刑務所に収監されることになっている。
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