[ホノルル 13日 ロイター] -新婚旅行先や挙式場所として人気の高い米ハワイ州で13日、アバクロンビー知事が同性同士にも結婚を認める法案に署名した。発効は12月2日。これにより、ハワイは米国で同性婚を認める15番目の州となる。
アバクロンビー知事は、自身の宗教的信仰に反すると考える反対派も存在すると認めた上で、同法案はこれまで社会から疎外されたと感じていた同性愛者にも結婚を認めることになると述べた。州議会は12日に同法案を可決していた。
米国では2003年にマサチューセッツ州が初めて同性間の結婚を合法化。1年前の時点では同性婚を認めていたのは6州とコロンビア特別区(首都ワシントン)のみだったが、その後他の州でも合法化が進んでいる。
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