[メルボルン/パース 28日 ロイター] -英豪系資源大手リオ・ティントRIO.AXRIO.Lは28日、鉄鉱石の生産能力を2017年までに20%拡大し、年間生産量を3億6000万トン近くまで増やす計画を明らかにした。
同社によると、新たな鉱山を開発するのではなく既存の鉱山で生産能力を拡大させることで30億ドルのコスト削減になる。
生産能力の拡大により、2017年までに生産量は6000万トン超増える。
リオ・ティントの鉄鉱石部門代表、アンドリュー・ハーディング氏は、中国を中心とした成長国における都市化や所得の伸びを背景に、長期的には鉄鉱石に対する堅調な需要が見込めるため、生産能力を拡大する、と語った。
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