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インドネシアの鉱物輸出禁止措置、ニッケル価格上昇につながる可能性

[シドニー 10日 ロイター] -インドネシアが12日から導入する鉱物輸出禁止措置によって中国のステンレス鋼メーカーは打撃を受ける見通しだ。

一方、同措置は価格下落に直面するニッケル鉱山会社にとって恩恵をもたらす可能性がある。

インドネシアは下流産業の育成と鉱物資源からの長期的なリターン拡大に向け、年間20億ドル以上のニッケル鉱石とボーキサイトの出荷を禁止する。

同国は中国でステンレス鋼に使用されるニッケル鉱石の約半分を供給している。

ニッケル価格はこれまでのところ、輸出禁止措置に反応していない。インドネシアは過去に議論を呼ぶ政策を撤回した経緯があり、禁止措置が実際に導入されるかどうかについて市場が懐疑的になっているためだ。

だが、同国は最近スズ産業の支援に向けた措置を堅持しており、鉱物輸出に関する最近の提案も一部の分野への影響を遅らせるにすぎない。

バークレイズ(シンガポール)のアナリスト、SijinCheng氏は「禁止措置が導入されれば、ニッケル価格は上昇し、コストが転嫁され、最終的に鍋やフライパン、ビルや工場といった最終消費財に影響が波及する」との見方を示した。

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