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ロシア警察が過激派リーダー殺害、ソチでは自爆計画の女が潜伏か

1月21日、ロシアの国家反テロ委員会は、同国警察が南部の北カフカス地域でイスラム過激派の指導者とされる男を殺害したと発表。写真はソチ近郊でパトロールに当たる警察官ら(2014年 ロイター/Alexander Demianchuk)

[モスクワ 21日 ロイター] -ソチ冬季五輪の開催が来月に迫る中、ロシアの国家反テロ委員会は21日、同国警察が南部の北カフカス地域でイスラム過激派の指導者とされる男を殺害したと発表した。

同委員会によると、男はこれまでにロシア人を標的にした複数の攻撃に関与した疑いのある過激派の指導者とされる。同地域ダゲスタン共和国の住宅での銃撃戦で死亡したという。

一方治安当局は、五輪開催前または開催中に自爆攻撃を起こす可能性がある女(23)の捜索を続けている。当局が地元警察に宛てた文書で明らかになった。

文書によると、女は死亡したイスラム過激派のメンバーの妻で、今月11─12日にソチに到着した可能性があるという。写真では、女は頭を覆うヒジャブと呼ばれるスカーフを着けている。

来月7日に開幕するソチ五輪をめぐっては、過激派組織が攻撃を予告しており、ロシア当局は警戒を強めている。米ホワイトハウスによると、オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領は21日に電話で会談し、「安全かつ確実」にソチ五輪を開催するための最善策を話し合った。

同国南部ボルゴグラードでは先月、少なくとも34人が死亡する自爆攻撃が発生している。

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