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米ロ首脳がウクライナ危機で電話会談、外交努力継続で合意=ロ大統領府

4月15日、ロシアのプーチン大統領(右)はオバマ米大統領と電話会談した。写真は昨年6月、北アイルランドで撮影(2014年 ロイター/Kevin Lamarque)

[モスクワ 15日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領はオバマ米大統領とウクライナ危機について電話会談した。ロシア大統領府によると、プーチン大統領は、ロシアがウクライナに介入しているとの報道を否定し、オバマ大統領に対し、ウクライナでの流血阻止へ影響力を行使するよう要請した。

両首脳は、17日にジュネーブで開催するウクライナ危機に関する会議に向け、引き続き外交を通じた解決を目指すことで一致した、としている。

ロシア大統領府は声明で「ロシア側は、ドネツク、ルガンスク、ハリコフ、スラビャンスクなどウクライナ南東部での抗議行動は、ロシア系住民の利益を考慮するウクライナ暫定政権の意思や能力が欠如している結果であると強調した」とし「プーチン大統領は、オバマ大統領に、米国が有する機会を最大限活用し、ウクライナでの強制排除や流血の事態を防ぐよう要請した」と明らかにした。 プーチン大統領は、オバマ大統領に、ロシアがウクライナに介入しているとの一部報道は誤った情報に基づいていると説明。ウクライナ暫定政権は全土のあらゆる政治会派の参加のもと新憲法を制定することに重点を置くべきと指摘した。

*内容を追加して再送します。

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