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政策金利は経済見通しを踏まえると当面安定へ=豪中銀議事録

[シドニー 15日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が発表した4月1日の政策理事会議事録で、金利を当面安定させるという決定を変更させるような経済の展開が、過去1カ月で見受けられなかったと理事会が判断したことが分かった。

議事録は借り入れコストの低さが景気支援につながっている一段の兆しがみられるとも指摘した。

議事録では、歴史的な水準からみて豪ドルは高水準で、最近の上昇により、バランスの取れた経済成長を支援する効果が弱まったとの認識が示された。

議事録は「最近の会合で、(政策金利の)オフィシャルキャッシュレートを据え置くことが賢明だと判断し、総じて想定通りの経済展開となれば、当面は現行の水準で維持する可能性があるとのメンバーの認識が示された」と指摘。「この1カ月での展開で、そうした評価は変わらない」とした。

豪中銀は4月の理事会で、オフィシャルキャッシュレートを2.50%に据え置くことを決定した。

議事録は3月分とほぼ同様の内容。豪ドルが依然として高水準にあるとのメンバーからの指摘もある。

議事録は「この1カ月でコモディティ価格は一段と下落したものの、為替レートは若干上昇した」と指摘。「1年前の高水準からの豪ドルの下落で、バランスの取れた経済成長の達成を支援することが考えられるものの、過去数カ月にわたる為替レートの上昇を踏まえると、これまでの想定よりも効果は限定的となる可能性がある」とした。

国内の労働市場については、最近の就業者の増加を慎重に捉えており、失業率が一時、小幅に上昇する可能性があるとの指摘があった。

鉱山投資の減少や官公需要の弱さで経済成長が抑制される一方、特に住宅投資の急回復など、経済の一部で前向きな兆しも見受けられるという。

住宅価格が過去1年で10%以上上昇したとの指摘があるものの、上昇ペースに対する懸念は議事録では示されなかった。

議事録は中国の成長率について、2014年初めに鈍化した可能性があると指摘。一方、他の主要な貿易相手国については、平均的なペースでの景気拡大を見込んでいる。

議事録では、経済の展開を引き続き理事会が注視する方針が示された。現段階の情報から、メンバーが金利の安定期間を設けることが最も賢明な選択である可能性が高いと指摘したという。

*内容を追加して再送します。

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