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世銀、2014─16年の中国・アジア新興国の成長率予想を下方修正
October 6, 2014 / 4:22 AM / 3 years ago

世銀、2014─16年の中国・アジア新興国の成長率予想を下方修正

[シンガポール 6日 ロイター] - 世界銀行は、6日に発表したアジア諸国の経済見通しで、東アジア太平洋地域(EAP)の新興国および中国の2014─16年の成長率見通しを下方修正した。

世銀は、EAPの2014年の成長率を6.0%、15年は6.1%と予想。それぞれ従来予想から0.2%ポイント引き下げた。

EAPから香港、韓国、シンガポール、台湾を除いたEAP新興国については、14年と15年の成長率を7.1%から6.9%に引き下げ、16年は7.1%から6.8%に引き下げた。13年は7.2%だった。

世銀は「EAPの輸出と成長は、高所得国の緩やかな景気回復の恩恵を享受する」とし、EAP新興国は今後も新興国の中で最も高い成長を続けるとの見方を示した。

見通しのリスクとして、世界貿易の回復が予想より弱いことや世界的な金利の急上昇を挙げ、基本シナリオは米国の金融政策が穏やかに正常化されるとの想定に基づいているとした。

中国の成長率については、2014年を従来予想の7.6%から7.4%に、15年は7.5%から7.2%に、16年は7.5%から7.1%に引き下げた。

「地方政府債務の抑制策、シャドーバンキング規制、過剰設備や高いエネルギー需要、環境問題への取り組みで投資や製造業生産が減少する」との見通しを示した。

世銀は不動産市場について、急な金融引き締めを機に無秩序な調整が起こるリスクを指摘。

中国では「全国的な大幅な調整が起きる可能性は低いものの、相対的に成長が低い地域で不動産価格が圧迫される可能性はある」としている。ただ、EAPの中で経済規模が比較的大きい国では著しいバブルの兆候が乏しいことから、住宅価格の「大規模な」調整の可能性は限定的とした。

中国を除いたEAP新興国の14年の成長率は4.8%と予想。タイやインドネシアの減速で、13年の5.2%から鈍化する。ただ、15年は5.3%に回復すると予想している。

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