[ワシントン 22日 ロイター] - 世界銀行の理事会は22日、マルパス総裁の後任を5月上旬までに選出する方針を明らかにした。
マルパス氏は6月末までに退任する意向を示している。
理事会はこの日の会合で選出の基準や時期などを決定。能力に基づき透明性のある開かれた選考プロセスを確約し、3月29日まで各国から候補者を募るとした。
関係筋によると、世銀の最大出資国である米国は23日にも候補者を発表する可能性がある。
理事会は「効果的なコミュニケーションと外交能力」など候補者に求める基準や経験のリストを公表したほか、「女性候補者の推薦を強く推奨する」と述べた。
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