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今年のフィリピン成長予想4.7%、世銀が下方修正 コロナ規制で

 6月8日、世界銀行は、フィリピンの2021年成長率予測を従来の5.5%から4.7%に下方修正した。写真はマニラのボニファシオ・グローバルシティで昨年9月撮影(2021年 ロイター/Eloisa Lopez)

[マニラ 8日 ロイター] - 世界銀行は、フィリピンの2021年成長率予測を従来の5.5%から4.7%に下方修正した。第1・四半期の成長率が予想以上のマイナスとなったほか、新型コロナウイルスの感染抑制のため首都圏で厳しい規制が再導入されたことを踏まえた。

世銀のシニアエコノミスト、ケビン・チュア氏は会見で、フィリピン経済は引き続き回復軌道にあるものの、今年の成長率は従来見通しより小幅になる公算が大きいとの見方を示した。

フィリピン政府は今年の国内総生産(GDP)見通しを6.0─7.0%増としている。

昨年は9.6%減と、過去最大の落ち込みを記録した。

チュア氏は世銀の見通しに対する「著しい下振れリスク」として、

新たな変異株の出現によるコロナ感染再拡大や移動制限の長期化などを挙げた。

フィリピンのコロナ累計感染者数は127万人を超え、死者は2万2000人近くに上る。3月に始まった感染再拡大を受け、首都圏や近隣州では移動制限が強化された。ただ、新規感染者はピーク時から減少し、一部の制限が緩和されている。

世銀は22年と23年の成長率予測もそれぞれ5.9%と6.0%に引き下げた。3月時点の予測は6.3%と6.2%だった。

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