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世銀、ロシアの21年GDP伸び率予想を3.2%に上方修正

 世界銀行は26日発表の最新リポートで、2021年のロシア国内総生産(GDP)伸び率予想を上方修正した。2018年10月、インドネシアのバリで撮影(2021年 ロイター/Johannes P. Christo)

[モスクワ 26日 ロイター] - 世界銀行は26日発表の最新リポートで、2021年のロシア国内総生産(GDP)伸び率予想を上方修正した。労働市場に回復の兆候がみられることを背景に挙げたが、今後予定されている財政正常化が成長の阻害要因になる可能性があると指摘した。

昨年のGDPは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う圧力と原油価格下落で3%減少したが、今年は世界的なワクチン接種や需要回復で巻き返しが予想されるという。

最新リポートでは、今年と来年のロシアGDPが3.2%増と予想された。3月の予想では、それぞれ2.9%と3.2%だった。

リポートは「これは新型コロナの新規感染者が徐々に減少する前提の基本シナリオだ」と説明した。

一方、ロシアには予定より緩やかな財政正常化を行なう余地があるとし、政府支出の削減で顕著な生産減が生じる可能性があると警告した。

最近の米国によるロシア国債関連の制裁について世銀は、マクロ財政に強い余力があることと、ロシア政府債の外国投資家保有比率が比較的低く、国内投資家が補える可能性があるとして、ロシアの金融安定を脅かしてはいないとの見解を示した。

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