February 5, 2020 / 10:03 PM / 23 days ago

WRAPUP 1-WHO、新型肺炎で来週専門家会合 「世界流行阻止できる可能性」

[ジュネーブ/北京 5日 ロイター] - 中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、世界保健機関(WHO)は5日、ワクチンや治療薬などの開発に向け、研究と開発の優先事項を策定するために11─12日にジュネーブで専門家会合を開くと発表した。WHOはこのほか、多国籍の専門家チームを近く中国に派遣する。

WHOの緊急事態プログラムの責任者を務めるマイク・ライアン氏は記者会見で「新型コロナウイルスによる感染症に効果があると証明された治療法はまだない」と指摘。WHOの伝染病学者、マリア・ファン・ケルクホフ氏は、来週の会議には臨床研究やウイルス学専門家が参加するとし、「経験が豊富な人材を集め、新型コロナウイルスを巡る包括的な研究アジェンダを策定したい」と述べた。

中国当局によると、新型ウイルスが引き起こす肺炎で中国本土ではこれまでに490人が死亡。過去24時間の増加数は65人となり、1日の死亡者数としては感染拡大発生以降で最悪となった。

WHOによると、中国本土の感染者数は2万4363人。ロイターの集計によると中国本土以外ではこれまでに27カ国・地域で感染が確認されている。中国本土以外の死亡者は、これまでのところフィリピンと香港でそれぞれ1人となっている。

このほか、シンガポールのホテルで1月に開催された会議に参加したビジネスマン少なくとも3人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明。人から人への感染が広がっている兆候が改めて示された。

シンガポールは2003年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染拡大でも大きな被害を受けた。今回の新型ウイルスではこれまでに28件の感染が確認されている。

ただ、WHOのテドロス事務局長は記者会見で「中国本土以外の地域の感染件数は比較的低水準にとどまっている。このことは世界的な流行を食い止められる可能性があることを示している」と述べた。

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