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米アマゾンが年内にタブレット端末発売へ、アップルと競争激化

 7月13日、アナリストらによると、米アマゾン・ドット・コムが、年内にタブレット型端末を発売する計画であることが明らかになった。2008年7月撮影(2011年 ロイター/Rick Wilking)

 [サンフランシスコ 13日 ロイター] アナリストらによると、米アマゾン・ドット・コムAMZN.Oが、年内にタブレット型端末を発売する計画であることが明らかになった。オンライン小売り世界最大手の同社は、普及が進むタブレット型端末の導入により、携帯端末を通じた電子商取引(Eコマース)で一段の成長を狙うとみられる。

 ウォールストリート・ジャーナル紙が13日に匿名の情報筋の話として報じたところでは、同社は10月までに、9インチ画面搭載のタブレット型端末を発売する計画。基本ソフト(OS)には米グーグルGOOG.Oの「アンドロイド」を採用するという。

 同報道について、アマゾンの広報担当からのコメントは今のところ得られていない。

 アナリストや投資家の間ではすでに、向こう数カ月以内に同社がタブレット型端末を発売するとの見方が出ていた。アマゾンの株価は7月に入って史上最高値を付けているが、R・W・ベアードのアナリスト、コリン・セバスチャン氏は、新端末への期待感も株価上昇の背景にあると指摘する。同氏はロイターの取材に「タブレット型端末ユーザーは、物理的な商品よりデジタル商品を多く購入する傾向があり、アマゾンはそこでの露出拡大を狙っている」と語った。

 また、カナッコード・ジェニュイティのコンピューターハードウエア担当アナリストは、最近の投資家向けリポートで、アマゾンは同社ブランドのタブレット型端末を第3四半期に少なくとも150万台、2011年通年では450万─500万台生産するとの見通しを示している。

 アマゾンがタブレット型端末を投入することで、「iPad(アイパッド)」で先行する米アップルAAPL.Oとの競争は一段と激化することになる。

 デトワイラー・フェントンのハイテク担当リサーチ部門の責任者、マーク・ガーバー氏は「タブレット市場での第2位はアマゾンになるだろう。ほかのタブレット型は実際のところ売れていない」と述べた。同氏によると、米モトローラ・モビリティMMI.Nの「Xoom」や加リサーチ・イン・モーション(RIM)RIM.TOの「PlayBook」といったタブレット型端末は、接続すべきコンテンツの不足も一因で販売に苦戦している。

 対照的にiPadは、コンテンツ配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」を通じてユーザーが音楽やビデオ、電子書籍を購入できるのが強みとなり、タブレット型端末市場で圧倒的な強さを示している。

 アマゾンもすでに豊富なコンテンツを取りそろえており、タブレット型端末ユーザーは電子書籍サービス「キンドル」をはじめ、音楽ダウンロードやレンタルビデオも楽しめるようになるとみられる。

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