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米ゼロックスが分社化を発表、アイカーン氏に取締役会議席
January 29, 2016 / 3:25 PM / 2 years ago

米ゼロックスが分社化を発表、アイカーン氏に取締役会議席

[29日 ロイター] - 米ゼロックスは29日、同社が2社に分社化し、著名投資家のカール・アイカーン氏がこのうち1社の取締役会で3議席を得ると発表した。

1月29日、米ゼロックスは2社に分社化し、このうち1社の取締役3人のポストを著名投資家カール・アイカーン氏に与えると発表。写真はゼロックスのコピー機(2016年 ロイター/Catherine Benson)

ゼロックスはハードウェア事業とビジネス・プロセス・アウトソーシング事業を管轄する2社に分割。アイカーン氏が取締役会で3議席をを得るのは後者となる。

ゼロックスによると、分社後の規模はハードウェア事業会社が110億ドル、ビジネス・プロセス・アウトソーシング事業会社が70億ドル。分社化手続きは2016年末までに完了する見通し。3年間で24億ドルの経費削減効果が望めるとしている。

アイカーン氏は前年11月にゼロックスの株式を保有していると初めて公表。取締役会でのポストを要求するとともに代替的な企業戦略も追求するとし、その後、保有比率を8.13%に引き上げていた。

アイカーン氏は短文投稿サイトのツイッターへの投稿で「分社化はゼロックスの株主に大きな恩恵をもたらす」としている。

ゼロックスのウルスラ・バーンズ最高経営責任者(CEO)はこの日に行われたインタビューで、アイカーン氏が株式取得を公表する前から戦略の見直しに着手していたことを明らかにし、「ゼロックスはそれぞれ異なる軸を持つ2つの事業から成っているため、分社化の決定はそれほど難しくなかった」と述べた。

分社化される2社の社名のほか、経営陣などは未定としている。

サスケハナ・フィナンシャルグループのアナリスト、ジェームズ・フリードマン氏は、分社化後のサービス事業管轄会社は企業買収の対象になりやすいと指摘。

バーンズCEOは将来的に買収の対象となる可能性については、「2社とも規模が大きく、小規模な買収案件とはならない」としながらも、ゼロックスの経営陣は関心を示すいかなる相手とも協議を行うと述べた。

ゼロックスの第4・四半期決算は42.5%の増益。経費は7.3%減少した。

29日中盤の米株式市場でゼロックス株は前日終値比約6.7%高の9.85ドル近辺で推移。一時は9.87ドルまで上昇した。

*内容を追加します。

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