May 4, 2018 / 5:04 AM / 5 months ago

米ゼロックス、現経営陣の留任表明 大株主との合意失効

[3日 ロイター] - 米事務機器大手のゼロックス(XRX.N)は3日、ジェフ・ジェイコブソン最高経営責任者(CEO)ら現在の経営陣は留任する、と表明した。ゼロックスは、富士フイルムホールディングス(4901.T)による買収の差し止めを求めて大株主が起こした訴訟の和解案の一環として、同CEOらの退任に合意していたが、この合意の期限が切れた、と説明している。

 5月3日、米事務機器大手のゼロックスは、ジェフ・ジェイコブソンCEO(写真)ら現在の経営陣は留任する、と表明した。2017年1月、ニューヨークで撮影(2018年 ロイターLucas Jackson)

ゼロックスの約15%を保有する大株主のダーウィン・ディーソン氏、カール・アイカーン氏は、合意が失効したことを確認した上で、合意失効の責任はゼロックス側にあると批判した。両氏は、今後とも戦いを続けると明言した。

両氏は、ゼロックス側が和解案について「裁判所から前例のない追加的な保護措置を得ないかぎり」発効を認めないという対応を取ったと指摘するとともに、その措置は不要だったとコメントしている。

米ニューヨーク州の裁判所は3日、ゼロックスと大株主が合意した和解案を巡って富士フイルムHDが異議を申し立てた件について審理を行ったが、裁判所判事は判断を保留、次の審理の日程も決めなかった。

ゼロックスによると、裁判所が2018年5月3日東部標準時午後8時までに行動を起こさなければ、合意は失効することになっていた。

ゼロックスは声明で「当社および当社の株主にとって、価値を高めることにつながるあらゆるオプションを検討する」との姿勢を示した。

一方、冨士フイルムHDは「当社の異議申し立てにより、裁判所がゼロックスとディーソン氏の和解案を認めるか否かの最終決定を留保し、透明性のある審理プロセスを執るとしたことは、妥当な判断」との声明を発表した。

冨士フイルムHDは声明の中で、同社はゼロックス取締役のメンバーに対して「1月31日にゼロックスの取締役会が全会一致で合意したプランの実行を求めていく」としたほか「(両社)双方の株主にとって短期的にも長期的にも多大な利益をもたらす、最良の選択肢であると確信している」と強調した。

その上で、ゼロックスの全ての株主が、今回の取引の財務的、戦略的メリットを自らの判断によって選択できる機会を与えられるべきだと考えるとした。

*情報を更新しました

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