[東京 13日 ロイター] - ヤフー4689.Tは13日、仮想通貨事業に参入すると発表した。仮想通貨交換業の登録業者であるビットアルゴ取引所東京(東京都渋谷区)に40%資本参加することで、同社の取引所サービスを支援する。
ヤフーの100%子会社、Zコーポレーションが4月中をめどに、ビットアルゴの親会社シーエムディーラボから株を譲り受けるとともに、ビットアルゴの第三者割当増資を引き受ける。この結果、ビットアルゴの出資比率はシーエムディーラボが60%、Zコーポレーションが40%となり、ビットアルゴはZコーポレーションの持分法適用会社となる。出資額は非公表だが、20数億円とみられる。
ビットアルゴは2018年秋に取引所サービスを開始する予定で、ヤフーはサービス運営やセキュリティーのノウハウを提供することで、取引所サービスを支える。
*写真を差し替えて再送します。
志田義寧
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