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トランプ米政権が目指す成長率3%達成、困難な公算=FRB議長
2017年7月13日 / 18:03 / 4ヶ月後

トランプ米政権が目指す成長率3%達成、困難な公算=FRB議長

[ワシントン 13日 ロイター] - イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は13日、上院銀行委員会で行った証言で、トランプ大統領が示した経済成長率3%達成の目標は困難になる可能性があるとの見解を示した。

 7月13日、イエレン米FRB議長は、上院銀行委員会で行った証言で、トランプ大統領が示した経済成長率3%達成の目標は困難になる可能性があるとの見解を示した。(2017年 ロイター/Carlos Barria)

トランプ氏は米国の経済成長率について、過去約70年間の平均である3%に引き上げると確約。ただFRBのほか米議会予算局(CBO)などは、高齢化社会の進展、および生産性の低迷で米国の潜在成長率は2%近辺に低下している可能性があるとの見方を示している。

イエレン議長は議会証言で「達成できれば素晴らしいが、かなり困難になる可能性がある」とし、達成に向け、税制改革から教育システムの改善に至るまで労働生産性の向上につながる幅広い対策が必要になるとの考えを示した。

このほかトランプ政権、および議会共和党が主張している銀行規制の変更について、FRBは一部に賛同していると表明。銀行の自己勘定取引を制限する「ボルカールール」の緩和や、最も厳しい規制の適用を大手行のみに限定することなどには賛同するとした。

また、経済成長押し上げに向けた対策を巡り、税制改革は一助となるかとの議員からの質問に対しては、特定の問題については詳細は述べないとしながらも、一般的に法人税制度に歪みがあるとの見方が出ているなか、これを是正すれば生産性の向上につながる可能性があるとの認識を示した。

そのうえで、税制改革とともに教育や職業トレーニングのほか、技術革新につながる政策などにも注目したいとした。

イエレン議長は前日に下院金融サービス委員会で行った証言で 米経済は緩やかな利上げとバランスシート縮小を吸収できるほど十分健全だとの認識を表明。この日の証言はこれをほぼ踏襲するものだった。

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