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胃炎薬ザンタック巡る初の訴訟、原告が体調理由に訴え取り下げ

 8月16日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)などが販売した胃炎・消化性潰瘍治療薬「ザンタック」を巡る初の訴訟で、同薬を服用したために食道がんになったと主張していた原告が訴えを取り下げることに合意した。写真はイギリスのスティーブニッジで2020年10月撮影(2022年 ロイター/Matthew Childs)

[16日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)などが販売した胃炎・消化性潰瘍治療薬「ザンタック」を巡る初の訴訟で、同薬を服用したために食道がんになったと主張していた原告が訴えを取り下げることに合意した。製薬会社と代理人が16日明らかにした。

22日にイリノイ州で審理が始まる予定だった。代理人によると、原告の男性は健康上の理由から訴訟の継続が不可能になったが、1年以内に再び訴えを起こす権利を保有しているという。

被告となったGSKと独製薬大手ベーリンガーインゲルハイムは訴えの取り下げを歓迎するとともに、ザンタックの安全性は科学的に証明されていると表明した。

米当局は2019年にザンタックに許容量を超える発がん性不純物の混入を確認し、20年には全米で回収・販売中止となった。

ザンタックを巡ってはがんを引き起こしたとして米国で2000件余りの訴訟が起こされており、これらへの懸念から、先週にはGSK、仏サノフィ、米ファイザー、GSKから事業分離した消費者向けヘルスケア企業ハレオンの株価が軒並み下げていた。

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