[23日 ロイター] - 米ゲーム開発会社ゼニマックス・メディアは、フェイスブックFB.O傘下の仮想現実(VR)機器メーカー、オキュラスによる著作権侵害が既に裁判所に認められたコンピューターコードについて、米連邦地裁判事にオキュラスによる同コードの使用差し止めを命じるよう求めた。
テキサス州ダラスの連邦地裁の陪審は今月1日、同コードの著作権侵害を巡りオキュラスなどに対し、ゼニマックスに5億ドルを支払うよう命じていた。
ゼニマックスは23日、同地裁の判事に差し止めを求める申立書を提出した。
差し止め命令が出された場合、オキュラスのVRヘッドセット「リフト」向けのゲームの数が制限される可能性がある。オキュラスはすでに、ゲーム開発各社に対して同コードの使用を認めており、リフト向けゲームの多くに組み込まれている。韓国のサムスン電子005930.KS がオキュラスとの提携を通じて開発したスマートフォン対応のVRヘッドセット「ギアVR」にも同コードは採用されている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」