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ユーロ圏金融・債券市場・終盤=独連邦債が上昇、成長懸念やギリシャめぐる不透明感で
2012年2月23日 / 20:07 / 6年後

ユーロ圏金融・債券市場・終盤=独連邦債が上昇、成長懸念やギリシャめぐる不透明感で

     (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
             先物               現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限)  99.080  (‐0.005)  0.160(0.053)
独連邦債2年物                                0.270(0.256)
独連邦債10年物(3月限) 139.16  (+0.63)     1.870(1.898)
独連邦債30年物                             2.457(2.495)
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 [ロンドン 23日 ロイター] 23日のユーロ圏金融・債券市場では、独連邦債が
上昇し、先物は最近のレンジの上限に迫った。ユーロ圏成長見通しをめぐる懸念が広がり、
ギリシャが支援条件を実行に移せるかが疑問視されるなか、安全資産への需要が高まっ
た。
 シリア情勢の悪化やイラン核問題をめぐる協議を背景に原油価格が9カ月ぶりの高値を
更新したことは、前日発表された2月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が
低下したことも相まり、成長への影響を増大させる結果となった。
 この日発表された2月の独IFO業況指数が7カ月ぶりの高水準となったことを手がか
りに、リスク資産が一時買われる場面もあった。ただ、欧州委員会が2012年のユーロ
圏成長率見通しをマイナス0.3%に下方修正したことを受け、安全資産の買いが再び優
勢となった。
 ラボバンクのストラテジスト、リチャード・マグワイヤ氏は、IFO業況指数は良好だ
ったものの、欧州委の成長率見通し引き下げが独連邦債を支援したとしたうえで、「ギリ
シャ救済をめぐる懸念やユーロ圏債務危機の今後の見通しといった一段と大きな問題が控
えている」と述べた。

 独連邦債先物3月限FGBLc1は49ティック高の139.02で清算。一時139.10
をつける場面もあった。年初以降のレンジは137─140となっている。トレーダーは
「レンジ取引が続いている。長期資金供給オペ(LTRO)をめぐる不透明性から、商い
は引き続き薄い状況だ。月末と3月初めの数日にはレンジが広がると予想する」と述べた。
 欧州中央銀行(ECB)の3年物オペ第2弾は29日に実施される。
 独10年債DE10YT=TWEB利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低下し1.86%
となった。
  
 ギリシャ議会はこの日、民間債権者による債務交換を可能にする法案を可決した。可決
された法案には債権者の一定以上の合意で全ての国債交換を進められるようにする集団行
動条項(CAC)が盛り込まれた。
 イタリア国債10年物IT10YT=TWEB利回りは3bp上昇し5.54%。12月に実施
されたECBの3年物オペの効果が薄れていることが背景にある。INGの金利ストラテ
ジスト、アレサンドロ・ジアンサンティ氏は、ECBのオペ前にスペインやイタリア国債
の利益を確定するよう投資家に薦めている。

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