Reuters logo
中国、市場主導型経済への移行進む見通し 高齢化などへの対応で=米財務次官
2012年5月8日 / 18:52 / 6年前

中国、市場主導型経済への移行進む見通し 高齢化などへの対応で=米財務次官

 [ワシントン 8日 ロイター] ブレイナード米財務次官(国際問題担当)は8日、中国は、高齢化社会、賃金・物価上昇といった問題への取り組みから、一段と市場主導型経済に移行せざる得なくなるとの見方を示した。

 

 財務次官はこの日、前週北京で開催された米中戦略・経済対話について講演した。中国はこれまで若年労働者による安価な労働力を享受してきたが、人口構成の急激な変化を受けて、安価な労働力という優位性は低下していくと指摘。「賃金やコストは急速に上昇している。市場主導で資本の割り当てや為替相場の調整が決まる方向に向かわせる力が、中国国内で勢いを増している」と分析した。

 

 「輸出市場の低価格化によって成長を目指す経済モデルは、もはや中国に有用ではない」とし、中国による一部資源産業への投資は過剰になっており、低コスト化を実現した他のアジア諸国の競争力向上に直面しているとの見方を示した。

 「同国の指導者も人々も、革新化を保護し促進していくには環境的にまだまだ十分でないことを認識している。価値を向上させ、内需を拡大し、欧州の消費者の購買力に対する依存を減らす方向に向かう必要があると理解している」と語った。

 

 オバマ政権下で対中貿易は拡大したとし、人民元相場も実効ベースで過去2年間で13%上昇したとの認識を示した。その上で、人民元相場の是正プロセスは依然完了しておらず、歪みを完全に是正するには人民元はさらに上昇する必要があると語った。

 どの程度上昇する必要があるかとの質問には具体的な発言を控えた。「そのプロセスが、ますます市場の力を反映する形で進むよう期待している」と述べ、人民元の変動幅拡大を容認する最近の決定は、人民元相場の決定をより市場の力に委ねる動きであり、歓迎されるとした。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below