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上海外為市場=人民元が一時最高値更新、終値6.2849元
2012年9月28日 / 12:21 / 5年後

上海外為市場=人民元が一時最高値更新、終値6.2849元

 [上海 28日 ロイター] 28日の上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで反発、最近の力強さが戻る中、一時は過去最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の導入を決めたことによってドルが軟化したほか、新興国通貨など、よりリスクの高い資産に対する市場の関心が高まっている。

 人民元は月間上昇率においても、今年に入り最高を記録。今月は1%高となった。トレーダーらはこの日の人民元相場が普段よりも力強い値動きになったことについて、各企業の人民元需要の強さや、ショートポジションを保持したまま来週の国慶節に伴う長期休暇を迎えるのを避けようとする銀行各行の動きが関係していると説明した。

 人民元の対ドル相場は銀行間取引で1ドル=6.2849元で終了し、前日終値の6.3025元と比較し約0.3%の元高・ドル安となった。一時、取引時間中の最高値となる6.2835元を記録。これは1994年に中国当局が国内の外国為替市場(中国外貨取引センター)を設立して以降の最高値となる。

 中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前、この日の人民元の対ドル基準値を1ドル=6.3410元に設定。これは前日の基準値(6.3459元)に比べ元高・ドル安の水準。

 一部のトレーダーは、四半期末ということで、中国の複数の国有銀行が人民銀行の代理で人民元を買い支えた可能性があると考えている。人民銀行は、中国が人民元の対ドル相場を故意に安く維持していると批判する米国側との直接的な衝突を避けるための戦術として、期末に人民元相場をわざと高めに誘導することがよくある。

 人民元相場は年初来で0.1%の上昇となり、これまでの下落分をすべて取り戻した。しかしトレーダーらは、再び高まっている人民元への投資意欲が過熱しないように人民銀が動く可能性があると考えている。中国の輸出の勢いが急減速する中、人民元の上昇ペースを抑えるため市場介入する可能性すらあるとの見方を示した。

 人民元の対円相場終値は100円=8.1001元(前日終値は8.1140元)、対ユーロ相場終値は1ユーロ=8.1295元(同8.1130元)。

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