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UPDATE2: NY外為市場=ユーロが一時1.3ドル割れ、欧州の政治的不透明感の高まりで
2012年5月8日 / 21:27 / 6年前

UPDATE2: NY外為市場=ユーロが一時1.3ドル割れ、欧州の政治的不透明感の高まりで

*表の数字を更新しました。

ドル/円    終値    79.88/90 
        始値    79.83/84 
    前営業日終値    79.90/92 
 
ユーロ/ドル  終値   1.2998/00
        始値   1.3001/02
    前営業日終値   1.3056/57
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 [ニューヨーク 8日 ロイター] 8日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが
対ドルで7営業日連続で下落した。総選挙後のギリシャで政局が混迷していること、また
仏大統領選で社会党のオランド氏が当選したことで、ユーロ圏債務危機の主要な対策とみ
られていた緊縮財政政策の土台が揺らぐ恐れがあるとの懸念から、ユーロ売りが継続した。 
 ギリシャの総選挙では緊縮財政策を推進してきた連立与党が敗北。選挙から2日たった
この日、第2党となった急進左派連合のツィプラス党首は、欧州連合(EU)・国際通貨
基金(IMF)との間の支援合意は無効になったと発言。これを受け、ユーロは一時、心
理的な節目となっていた1.30ドルを下回った。 
 
 フォレックス・ドット・コムのシニア外為ストラテジスト、ダニエル・ファン氏は「ギ
リシャでまだ新政権が樹立されていないことが、この日のユーロの下落に圧倒的に作用
した」と指摘。「全般的にリスクオフの状態となっている。欧州で政治情勢が不透明とな
っていることから、ユーロは当面は圧力にさらされ続ける」と述べた。  
 ユーロ/ドルEUR=は一時1.2981ドルまで下落。終盤の取引では前日比0.3%
安の1.3012ドルで推移した。 
 ユーロ/ドルのテクニカルな支持線は1.2955─2973ドル近辺にある。この水
準を下回った場合は、年初来安値を更新する可能性がある。
 
 アナリストによると、厳しい緊縮財政措置を導入した国で問題が深刻化していることか
ら、ユーロ圏経済を建て直すには、成長支援策と緊縮財政措置を両立させることが必要と
の見方が市場で出始めている。
 ギリシャでは、左派連合が政権樹立の一翼を担い、EU・IMF支援に反対する新政権
が誕生する可能性もある。
 
 LGT銀行(シンガポール)の南アジア投資顧問部門を率いるサイモン・グロース・ホ
ッジ氏は「市場に関する限り、成長の停滞より放漫財政が嫌気される例はこれまでも繰り
返し見てきた」と指摘。
 同氏は、ユーロは向こう1カ月以内に1.28ドル台まで下落する可能性があると予想。
ユーロに対するショートカバーが入ったとしても、1カ月以内の上昇は1.32ドル近辺
までにとどまるとの見通しを示した。
  
 終盤の取引で、ユーロ/円EURJPY=は0.4%安の103.85円、ドル/円JPY=
は0.1%安の79.80円で推移した。

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