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UPDATE1: 米労働市場の問題は構造的、金融政策では対応できず=米リッチモンド地区連銀総裁
2012年5月8日 / 02:20 / 6年後

UPDATE1: 米労働市場の問題は構造的、金融政策では対応できず=米リッチモンド地区連銀総裁

 [ワシントン 7日 ロイター] ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁は7日、財界関係者向けに講演し、米労働市場はスキルのミスマッチなど長期的構造問題を抱えており、追加的な金融緩和をしてもさほど効果はないとの見方を示し、短期的な刺激策よりも職業訓練・教育への投資の方が有効と指摘した。

 4日に発表された4月の雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが11万5000人にとどまった。

 ラッカー総裁は「高水準の失業率が不十分な支出でなくファンダメンタルな要因を反映したものであるならば、刺激策はほとんど効果はなく、インフレを押し上げるリスクを高めるだけだ」と述べた。

 問題の主要部分が構造的失業との自身の見方は、企業から聞いた話で裏付けられているとし「需要は増え始めているものの、(企業は)スキルを持った人物を見つけられず、思うように迅速に対応できていない」と述べた。

 ラッカー総裁は、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーのなかでタカ派とみなされており、今年開催された3回のFOMCで超低金利政策の時間軸を示すことに反対し続けている。

 今年の米国内総生産(GDP)伸び率を2.75%前後と予想している総裁は、可能性は小さいものの、仮に欧州経済が一段と悪化した場合には、米成長にも影響する可能性がある、と指摘した。

 また、米住宅の差し押さえが一巡するには数年かかる可能性があり、住宅建設が大幅に持ち直すにはさらに時間が必要、との見解を示した。

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