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UPDATE1: アジア通貨動向(8日)=台湾ドルと韓国ウォンが上昇
2012年5月8日 / 08:50 / 6年後

UPDATE1: アジア通貨動向(8日)=台湾ドルと韓国ウォンが上昇

 [シンガポール 8日 ロイター] 8日のアジア通貨市場では、ユーロ/ドルが下げ止まったことを受けて台湾ドルと韓国ウォンの対ドル相場が上昇した。ただ、ギリシャを中心に、欧州の政治情勢の不透明感が強いことから、投資家はリスクの高い通貨のポジションメークに慎重で、その他のアジア通貨はまちまちの展開となった。

 台湾ドルは海外資金の流入も下支え要因になったが、アジア市場の取引は全体として閑散だった。

 

 欧州情勢では、引き続きギリシャが懸念の的になっている。ギリシャの財務省当局者は7日、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)と次回融資について交渉する新政権が発足せず、歳入が不足する事態になれば、ギリシャは6月末までに資金が枯渇する恐れがあると述べた。

 また、6日投開票されたギリシャ総選挙で第1党に立った新民主主義党(ND)のサマラス党首は7日、大統領の要請を受けて取り組んでいた連立政権の樹立に失敗したとして、委任を大統領に返上したことを明らかにした。

 

 マレーシアの銀行の上級ディーラーは「ユーロの上値が1.31で頭打ちとなれば、いずれ1.29に向かう可能性がある。そうなればドルが対アジア通貨で押し上げられる」と予想した。

 

 インドルピーINR=D2の対ドル相場は下落し、他のアジア通貨をアンダーパフォームした。

 インド政府は7日、同国からの資金流出に関する懸念を緩和するため、課税逃れ防止策の導入を1年先送りする意向を示した。

 

 ドル/ウォンKRW=KFTCは下落したものの、韓国の輸入企業の決済用の押し目買いで下げ幅は限られた。1米ドル=1133.7ウォンが下値支持線となった。

 ソウル株式市場では、海外投資家が5営業日連続で売り越した。

 

 ドル/台湾ドルTWD=TPは海外資金の流入と外資系銀行によるドル売り/台湾ドル買いで軟化した。ただディーラーによると、押し目では米ドル買いも入り、当初の下げ幅を縮めた。

 台北のトレーダーは前日に発表された台湾の貿易統計について言及し、「非常に低調な輸出統計や株式市場の低迷を考えれば、台湾ドルが大きく上昇するとは考えにくい」と話した。

 4月の台湾の輸出は前年同月比6.4%減と、市場予想以上に減少した。

 

 *0710GMT(日本時間午後4時10分)現在のアジア地域の通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 

 シンガポールドル    1.2462

台湾ドル    29.318

 韓国ウォン    1136.23

 タイバーツ     30.96

フィリピンペソ    42.31

インドネシアルピア 9200.00

インドルピー     53.05

 マレーシアリンギ  3.0545

 人民元      6.3076

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