May 9, 2013 / 1:32 AM / 6 years ago

UPDATE3: 韓国中銀が予想外の25bp利下げ、政府刺激策の効果最大化目指す

 ◎政策金利を25bp引き下げ2.50%に、予想は据え置き

 

 ◎韓国中銀、政府による景気刺激策の効果の最大化を目指すと表明

 

 ◎25bp利下げは6対1で決定

 

 ◎債券先物価格と株価が上昇、ウォンはやや下落

 

 [ソウル 9日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)は9日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、2.50%とした。利下げは7カ月ぶり。市場では金利の据え置きが予想されていた。

 今回の決定で政策金利は2011年初め以来の低水準となった。

 ロイター調査ではアナリスト26人中10人が利下げを予想していた。

 韓国中銀が予想外の決定を行うのはここ1年弱で4度目。

 利下げは、韓国経済が予想されていたほど急速には回復していないとの懸念を浮き彫りにし、決定を受けて債券先物価格と株価は上昇、ウォンはやや下落した。 

 海外でも利下げ傾向は顕著で、韓国中銀による利下げは欧州やオーストラリアに続くもの。

 韓国中銀の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は金融政策会合後の記者会見で、25bp利下げは6対1で決定したほか、他の中銀による最近の金融緩和も今回の決定に影響したと明らかにした。

 韓国政府は今年の経済成長率見通しを大幅に下方修正。7日には、雇用創出や中小企業支援のため5兆3000億ウォン規模の景気刺激策を盛り込んだ追加補正予算案が承認された。

 

 金総裁は会見で「われわれの利下げも、政府補正予算の効果を最大限に生かし、補正予算に伴う市場の金利の変化に備えることを目指している」と述べた。

 韓国投資証券のエコノミスト、Jun Min-kyoo氏は「今回の利下げは、自分たちの認識ほど景気が良くないということを中銀が認めたことを意味する」と指摘。今年は7月と9月に利下げがあるとの見方を示した。

 一方、世界経済がすでに上向いている中で、短期的には追加利下げはないとの見方もある。

 金総裁は、政府の景気刺激策ときょうの利下げで、今年の経済成長率は中銀予想の2.6%から0.2%ポイント引き上げられる可能性があると指摘した。政府の成長率見通しは2.8%。

 総裁はまた、最近の円安やその方向性、北朝鮮情勢をめぐる不確実性を引き続き指摘。韓国経済について、世界経済の回復鈍化や円安、地政学的リスクといった要因を背景に、国内経済がしばらくネガティブな産出量ギャップ(GDPギャップ)を示すとの見方を中銀は維持する、とした。

 総裁は、円相場JPY=の大幅な変動は不安定要因となり得るとしながらも、為替レートは中銀の金利決定の背景にある主要な問題ではないとの考えを強調した。

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