May 9, 2013 / 8:28 PM / 5 years ago

4月米小売既存店売上高、小幅増で市場予想には届かず ディスカウント勢は好調

 [9日 ロイター] 米主要小売各社が9日発表した4月の既存店売上高は、冷え込みが続く中、春物衣料品の販売は振るわず、緩やかな伸びとなった。

 さえない景気を背景に消費者の足がディスカウントチェーンに向かい、ディスカウント衣料大手のTJX(TJX.N)やロス・ストアーズ(ROST.O)などの既存店売上高は市場予想を上回った。

 トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた4月の米小売既存店売上高指数(主要小売り13社の業績に基づく、ドラッグストア含む)は、12社が発表した段階で3.7%上昇し、アナリスト予想の4.3%上昇を下回った。13社目のアパレルのギャップ(GPS.N)は9日の株式市場引け後に業績を報告する。

 ビクトリアズ・シークレットの親会社リミテッド・ブランズLTD.Nの既存店売上高は2%増となったものの、アナリスト予想を下回った。

 会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセール(COST.O)も4%増加したものの、予想には届かなかった。ガソリン価格の下落が一因となった。

 ロス・ストアーズは7%増と、市場予想を上回った。同社はこれを受け、第1・四半期の利益見通しを引き上げた。TJXも予想を上回る8%増。

 ティーン向け衣料も好調で、バックル(BKE.N)とズーミーズ(ZUMZ.O)の既存店売上高は予想を上回った。アメリカン・アパレルAPP.Aも3%増と堅調だった。

     ショッピングセンター国際評議会(ICSC)の首席エコノミスト、マイケル・ニーミラ氏は、復活祭の祝日のズレが3月の売上高を押し下げる一方、4月を押し上げたと分析。2カ月の既存店売上高を平均すると約2%増となり、過去2年のトレンドとほぼ一致すると指摘した。

     ICSCは5月の米小売既存店売上高が2─3%増になると予想する。

     TJXとロス・ストアーズは4月以降、月間の既存店売上高の発表を取りやめる。トムソン・ロイター・エスティメーツによる米小売既存店売上高指数は今後、11社の実績に基づいてまとめられる。2006年のピーク時には68社の結果を集計していた。

     *米小売既存店売上高に関するグラフィックは link.reuters.com/dex34t をクリックしてご覧ください。

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