March 26, 2012 / 9:12 AM / 8 years ago

UPDATE1: アジア通貨動向(26日)=韓国ウォン主導で総じて下落、ウォンは一段安になる可能性

 [シンガポール 26日 ロイター] 26日のアジア通貨市場は、韓国ウォン主導で総じて下落。ウォンは、朝鮮半島の地政学的な緊張を受けて2カ月ぶりの安値をつけた。市場筋は、ウォンが下値支持線を下抜け、一段安になる可能性があるとみている。

 ドル/ウォンKRW=KFTCは輸入業者などから買いが入った。通常月末に見られる輸出業者によるウォン買いは見られなかった。ウォンは、テクニカル的な下値支持線を下抜けたことでモデルファンドの売りが誘発され、海外投資家によるドルのショートカバーにつながった。

 オバマ米大統領は訪問中の韓国ソウルで、北朝鮮の核兵器開発プログラムに対して厳しい警告を発し、北朝鮮の挑発行為や核兵器開発が安全保障を脅かしているとの考えを示した。

 サムスン・フューチャーズのシニア通貨ストラテジストは「現在のところ、輸出業者は1120ウォン半ば付近でウォン買いを終えているようだ」と指摘。輸出業者は、より良い水準をにらみ、ウォン買いを待つ可能性があるとの見方を示した。

 ウォンは1ドル=1141.8ウォンと、1月18日以来の安値をつけた。国内取引終値は1141.6ウォン。フィボナッチで昨年12月から3月の上昇の38.2%戻し水準となる1140の下値支持線を下抜けた。

 1月から3月の上昇の50%戻しとなる1ドル=1139.1ウォンも下抜けており、今後、この期間の上昇の61.8%戻しの1ドル=1145.5ウォンに向かうとみられている。

 米ドル/シンガポールドルSGD=D3は上昇。シンガポールの2月の鉱工業生産の増加率が市場予想を下回ったことが材料となった。

 同通貨ペアは序盤の取引では下落したが、1.2580シンガポールドルにある200日移動平均付近で一部の投資会社が買いを入れた。

 ドル/マレーシアリンギMYR=MYは、インターバンク投機筋のポジション解消に伴い、いったん下落。

 しかし、その後は3.0550リンギ近辺にある一目均衡表の雲下限が支持線として機能。ショートカバーに支えられ、下落分を取り戻した。

 午後の取引ではユーロ安が追い風となり、小幅上昇に転じた。

 ドル/タイバーツTHB=D3は軟調に始まったものの、タイ輸入業者からの買いが下値を支えた。

 このほか取引時間中には、中小企業支援のためにバーツ安を望むとのキティラット・タイ副首相兼財務相のコメントも伝わった。

 *0735GMT(日本時間午後4時35分)現在のアジア地域の通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 

 シンガポールドル 1.2635

台湾ドル      29.614

 韓国ウォン     1140.75

タイバーツ     30.75

 フィリピンペソ    43.05

インドネシアルピア 9185.00

インドルピー     51.33

 マレーシアリンギ  3.0790

 人民元        6.3085

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below