October 11, 2012 / 12:31 AM / 7 years ago

UPDATE1: ブラジル中銀が0.25%利下げし政策金利は過去最低に、緩和局面終了を示唆

 [ブラジリア 10日 ロイター] ブラジル中央銀行は10日、政策金利を7.50%から0.25%ポイント引き下げ、過去最低の7.25%とすると発表した。利下げは10回連続。世界景気の悪化で景気回復が脅かされており、一層の緩和が必要と判断した。

 ロイターのエコノミスト調査では、45人のアナリストのうち28人が金利据え置きを予想していたが、市場では、大半のトレーダーが25bpの利下げを予想していた。

 

 5人の委員が利下げを、3人が据え置きを支持。中銀は今回の決定で、一連の利下げ局面が終了すると示唆した。

 中銀によると、金融政策委員会は決定に際し、インフレ率、国内の景気回復および複雑な世界経済の見通しを検討。声明は「インフレ率、国内活動の回復、国際的な環境が絡む複雑さに対するリスクバランスを考慮し、金融の状況を十分な長期間にわたって安定させることが、インフレ率を直線的でないとしても目標へ近付けることを確実にする最適な戦略と判断した」としている。

 

 ルセフ大統領は政策金利を引き下げが、景気を回復させ、年平均で約36%の利払いを行う中間層の負担を軽減させるための最優先事項としている。ただ、利下げにより、来年にインフレ圧力が高まるとの懸念が浮上しているうえ、多額債務者のデフォルト(債務不履行)が増加する可能性も指摘される。

 ブラジル中銀は景気回復に向け、わずか1年の間に525ベーシスポイントの利下げを実施した。利下げとルセフ政権による一連の刺激策が、低迷する産業を押し上げ、消費者の需要の活発さを維持しているが、一方で今後数年で既に高いインフレ率をさらに押し上げ、2013年にも中銀が利上げに転じざるを得なくなるとの懸念も浮上させている。

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