July 12, 2012 / 1:42 AM / 7 years ago

UPDATE3: 韓国中銀が政策金利を25bp引き下げ 2009年2月以来で予想外の利下げ

 

 ◎政策金利を3.00%に引き下げ(ロイター調査予想:3.25%)

 

 ◎利下げを予想していたのはアナリスト26人中3人のみ

 

 ◎2009年2月以来の利下げ

◎アナリストは年内に1回の追加利下げがあると予想。2回の追加利下げがある可能性も。

 

 [ソウル 12日 ロイター] 韓国中央銀行は12日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ3.00%にすると発表した。

 韓国中銀による利下げは2009年2月以来3年超ぶりで、予想外の措置となった。

 中銀は声明で「ユーロ圏のリスク増大や主要貿易国の景気低迷などにより、韓国経済の国内総生産(GDP)ギャップはかなりの期間にわたってマイナスになると予想している」と表明した。

 中銀の金仲秀総裁によると、今回の決定は全会一致ではなかったが、エコノミストは欧州債務危機を受けた世界的な利下げの一環との見方を示している。

 

 株式・為替市場の反応は、今後の政策の方向性を見極めたいとして控えめだが、債券先物は急伸している。

 野村インターナショナルのエコノミスト、Young Sun Kwon氏は「10月に再び25bpの利下げがあり政策金利は2.75%になると予想している。その後2013年の間はこの水準で維持されるだろう」と述べた。同氏は今年中銀が金融緩和に動くと繰り返し主張していた。

 ロイターが26人のアナリストを対象に実施した調査では、23人が金利据え置きを予想。利下げを予想したのは3人だけだった。

 

 韓国中銀は2008―09年の世界的な金融危機時に合計325bp利下げした後、引き締めサイクルに転じ、2010年7月から合計125bp利上げしてきた。今回の利下げで、その引き締めサイクルに終止符が打たれたことになる。

 また、中銀が金利「正常化」政策を断念したことを意味するものとも受け止められている。

 

 欧州、ブラジル、中国など世界の中銀は、ユーロ圏の長引く債務危機と景気低迷の影響を懸念し、過去1週間で相次いで利下げに踏み切っている。

 韓国の企画財政省は先月、今年の経済成長率目標を3.7%から昨年の成長率3.6%、過去5年の平均3.5%をやや下回る3.3%に引き下げた。中銀も13日には3.5%の成長率見通しを引き下げる公算が強まっている。

 韓国のインフレ率は中銀の目標レンジ2─4%の下限近くに低下しているが、消費者の予想インフレ率は上限付近にとどまっている。

 

 *韓国のCPI、金利、消費者信頼感のグラフ

  link.reuters.com/hak95s

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