Reuters logo
UPDATE1: スイス中銀暫定総裁、フランの上限守る姿勢強調 数千億ユーロ単位のユーロ買いも可能
2012年4月10日 / 15:22 / 6年後

UPDATE1: スイス中銀暫定総裁、フランの上限守る姿勢強調 数千億ユーロ単位のユーロ買いも可能

 [チューリヒ 10日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のジョルダン暫定総裁は10日、スイスフランの対ユーロ相場上限を守るため、中銀として利用可能なあらゆる手段を講じていると述べ、必要となれば中銀は1日に数千億ユーロの単位でユーロ買いを実施する構えも示した。

 スイスフランEURCHF=は5日、中銀が昨年9月に設定した1ユーロ=1.20フランの上限を突破し、中銀にとって上限設定後初めての正念場となっていた。

 ジョルダン暫定総裁は記者団に対し、中銀として利用可能なすべての手段を講じてフラン/ユーロ相場の上限を防衛しているとし、「SNBの取引上限は1日当たり数千億ユーロにのぼる」と述べた。

 ただ、ジョルダン暫定総裁の発言が伝わった後もスイスフランは1ユーロ=1.2020フラン近辺で推移し、ユーロ圏債務危機の収束が見えないなか安全資産とみなされているスイスフラン相場に大きく影響はしなかった。

 同暫定総裁は5日のスイスフラン相場の動きは「異例」のものだったとしながらも、フランが再び上限を突破する可能性は排除できないとした。

 SNBは設定した相場の上限を徹底させるため、100以上の銀行、および700を超えるトレーディングデスクを外国為替取引のカウンターパーティーとしているが、ジョルダン暫定総裁によると、5日の1.20フランの上限を上回る水準での取引は同中銀と合意を結んでいない銀行が行ったものであり、規模は大きくなかった。

 同暫定総裁は「中銀は5日、市場に介入した」と認めたものの、詳細は明らかにしなかった。

 市場関係者やアナリストの間では、SNBが設定した上限は守られるとの見方が出ている。

 CIBCワールド・マーケッツの外為戦略部門を率いるジェレミー・ストレッチ氏は「ユーロが設定された水準を下回ることをSNBが許容する可能性は低い」と予想。「現時点ではSNBの言葉を信じるべきだ」とし、ドル買い・スイスフラン売りを推奨するとした。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below