Reuters logo
UPDATE1: 米FRBの時間軸政策、数値目標の採用は困難=サンフランシスコ連銀総裁
November 2, 2012 / 11:42 PM / in 5 years

UPDATE1: 米FRBの時間軸政策、数値目標の採用は困難=サンフランシスコ連銀総裁

 [ソルトレークシティー 2日 ロイター] 低金利を維持する期間をめぐる米連邦準備理事会(FRB)の時間軸政策について、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は2日、インフレや失業といった特定の経済指標に関連付けることに懐疑的な見解を示した。

 FRBは現在、金融政策の目安を特定の時期に関連付けており、少なくとも2015年半ばまで超低金利政策を維持するとの方針を示しているが、当局者の間では、政策運営の目安を特定の時期から数値目標にシフトする案が検討されている。 

 総裁は講演後、記者団に対し、現行政策がしっかりと機能しているとし、「(市場の)期待をFRBの見解に合致させる上で特定の時期への言及はかなり効果的に機能してきた」と指摘し、「壊れていないなら直さないほうがいいという気がややする」と話した。

 

 シカゴ地区連銀のエバンズ総裁はこれまでに、インフレ率が3%を超える恐れがない限り、FRBは失業率が7%を下回るまで低金利を維持することを確約すべきとの見解を示している。

 ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁は、インフレ率が2.25%を上回らないことを条件に、失業率が5.5%に改善するまで、FRBは低金利を維持すべきと主張している。

 

 ウィリアムズ総裁は、両総裁が数値目標へのシフトを提案したことを評価したうえで、理論上は経済指標と金融政策を関連付けるほうが好ましいものの、適切に実施することは難しい可能性があると指摘した。

 さらに、市場が数値目標を政策変更のトリガーと捉えかねないことが主要な懸念と言明。特定の指標が目標に達した段階でFRBが金利政策を変更しなければ、FRBが数値目標によって実際に何を市場に伝えようとしているかをめぐり疑念を招くことになるとし、「これは微妙な問題だ」と述べた。

 

 ボストン地区連銀のローゼングレン総裁も1日、インフレ圧力が抑制された状態で、失業率が少なくとも7.25%に下回るまで、FRBは債券買い入れを続けるべきとの見解を示した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below