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WRAPUP1: 日本の自動車メーカー、10月の中国販売は大幅減 マイナス幅拡大
2012年11月2日 / 10:52 / 5年後

WRAPUP1: 日本の自動車メーカー、10月の中国販売は大幅減 マイナス幅拡大

 

 ◎外交問題が影を落とす状況続く

 

 ◎日産の10月中国販売台数は前年比41%減 9月は35%減

 

 ◎ホンダの10月中国販売台数は前年比54%減 9月は41%減

 

 ◎韓国の現代自動車の10月中国販売台数は35%増

 

 [北京/上海 2日 ロイター] 2日発表されたホンダ(7267.T)の10月の中国自動車販売は前年同月比54%減、日産自動車(7201.T)は41%減で、ともに減少幅が前月を上回った。領土問題の影響が尾を引く状況となっている。

 日本メーカーの不振を受け、韓国の現代自動車の10月の中国販売はホンダとトヨタ自動車(7203.T)を上回り、欧州メーカーも恩恵を受けている。

 

 ホンダは、来年2月前には中国事業が正常に戻るとしているが、この見通しは楽観的すぎる可能性がある。

 コンサルタント会社LMCオートモーティブのアジア太平洋地区担当ディレクター、ジョン・ゼン氏は「現状を考えれば、それはホンダの希望的観測だ。外交はコントロール可能な問題ではない。対立が続けば大幅な回復は見込めないだろう」と語った。

 中国では、9月半ばの日本政府による尖閣諸島国有化以降、過激な反日デモや日本製品の不買運動が全国的に広がった。それ以降も両国関係の緊張状態は続いている。

 

 業界関係者は、中国では連日国営メディアによる反日的な報道が続いており、これが日本企業のイメージを傷つけていると指摘。

 実際10月のホンダの前年比での減少幅は、9月の41%から54%に拡大した。ホンダの合弁を含めた中国での10月の販売台数は前年同月の5万1826台から2万4115台に減少。1─10月の販売台数は前年比2.7%増の49万4108台だった。

 日産の10月の販売台数は前年比41%減の6万4300台。9月の35%減からマイナス幅が拡大した。

 

 これとは対照的に、韓国や一部の欧州メーカーは販売を伸ばしており、現代自動車の10月の中国販売台数は37%増で、9月の15%増から増加幅が拡大した。

 現代自動車の10月の販売台数8万0598台は、ホンダとトヨタを合わせた6万9715台を上回っている。トヨタの10月の中国販売台数は44%減だった。

 ホンダは29日、中国の2工場の操業を2シフトから減らす体制を続け、少なくとも来月半ばまで1シフトとする方針を示した。その後生産は2月の旧正月前に徐々に上向くと予想している。年間の販売見通しは17%下方修正し62万台としたが、今後数年間の広州、武漢の工場への投資計画に変更はないという。

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